若紫の授業

 6組での授業。今日は授業の終盤でいよいよ和歌に入った。その直前の、尼君が若紫の幼さを嘆く箇所を訳し、尼君の気持ちを理解できるよう説明していく。そして和歌の解釈。生徒は上手に解釈をする。彼らが持っているものの一つにベネッセ進研ゼミのテキストがある。これが教科書準拠というか、教科書ガイドというか、古典の本文の訳をきれいに書いてあるのだ。それを見ている者が何人かいるらしい。そうでなければ和歌をあんなにきれいには訳せない。
 これはこれで情報を駆使しての予習なのかもしれない。でも、自分の力がつくかどうか、心許ないなぁ。