創世記6章

 今日は日曜日のため、朝から集会に出席する。日曜学校に子供を送り、10時の礼拝に間に合うように再び行く。今日は少々早く終わった。昼食の後、午後の伝道集会。ここで創世記6章からのみことばを証しする。
 創世記6章はノアの記事である。ノアが、神様に箱船に入りなさいと命じられる場面。日本語の聖書ではよくわからないが、英語の聖書を読むと、この箇所は「come into」になっている。つまり、神様はノアに、箱船の中に来なさいと命じているのである。ということは、神様は箱船の中にいることになる。神様はノアとともに箱船の中に臨在していてくださったのである。これは私にとっては新たな発見であった。なぜならば、その後の7章で神様が箱船の戸を閉じられる場面が出てくる。私は今までは、神様が箱船の外から戸を閉じられたのだと思っていた。しかし、これを考えると、神様は箱船の中から戸を閉じられたということになる。そして、箱船の外は阿鼻叫喚の地獄絵が展開されている中で、神様はノアとともにいてくださり、その裁きの中にあってノアたちを守っていてくださった、ということだ。これは、ノアの記事についての新たな発見だった。
 聖書というのは、このようにある言葉がきっかけになって、今までよく知っていたつもりだった記事の新たな面が立ち現れることがある。これがまた、聖書が生きている証拠であると思う。こうしたみことばを読み味わうことができるのは、本当にすばらしいことだ。