小論文ラッシュ!

 今日は小論文の指導ラッシュであった。一体何人分の小論文を見てコメントしたんだろう。それが分からないほどのラッシュだった。
 まずは今日に予定していた模擬面接指導を3人分終わらせる。一人は元々私たちのグループに割り当てられていた生徒だが、もう二人は私のクラスの生徒である。彼らは進路指導による割当がされていなかったため、担任たる私が指導役を買って出たのである。何しろ今週は水曜日の午後から生徒が立ち入り禁止になるからね。指導期間もあとわずかである。その中でできるかぎりのことはしてやりたい。
 そうした予定外の面接指導があった上に、小論文指導の依頼がこれまた大勢やってくる。元々私が担当していた生徒の分もあるけれど、これまた飛び入りや、新たに指導を求める生徒の分などがある。他の先生にも頼むことができるのだけれど、同じ国語科は私と同じくらい忙しいし、頼もうと思った先生がいなかったりして、結局、小論文指導のまとめ役である私が受け入れることになる。というわけで、6人分くらいの小論文を読み、コメントを加え、生徒と面談しながら直すべき点を指摘する。そのどれもが、一つとして共通の問題がないため、すべて問題を読み、模範解答等も参考にしながら指導する内容をまとめ、それを生徒に伝えつつ、一緒に考える。いやぁ、今日ほど自分の頭がよく切り替わってくれることをありがたく思ったことはない。

小論文指導の方法

 上記のとんでもない指導ができるのも、完全な指導、完全なコメントを出しはしないから可能な技である。これが、一つ一つの文章に対して形の整ったコメントなり修正意見なりを加えようとしたら、どれだけ時間があっても足りないだろう。そして、それは対面での指導が可能な学校現場においては、あまり効果的な指導法とは言えない。せっかく本人と対面できるのだから、生徒自身が描き直すべきポイントやら方向性やらを納得できるように、こちらはインスパイアするだけでいいのではないか。そのためのコメントというか、覚え書きを書き加えるのである。その方が、生徒自身が考えることができて良いと思う。
 というわけで、決してちゃらんぽらんな指導なのではないのだよ、私の指導を受けている諸君。でも、君たちは分かっていてくれるよね?

新世紀エヴァンゲリオン

新世紀エヴァンゲリオン (1) (カドカワコミックス・エース)

新世紀エヴァンゲリオン (1) (カドカワコミックス・エース)

 私の隣の同僚に影響されて、以前から気になっていた『新世紀エヴァンゲリオン』への興味に火がついてしまった。今、すっかりはまっています。私の場合はアニメ、またコミックの方ですよ。しかし、謎が多い作品だね。だからこそ興味をそそるのだろうけれど。