「花山院の出家」の授業

 8組と10組の授業(実質)1時間目。まず生徒に音読を十分にさせる。隣同士でペアになり、段落ごとに交代して音読をさせた。その後でクラス全員で全文を音読する。なかなか声が良く出ていた。
 その後「花山院の出家」の背景となる事情を説明する。兼家の策謀や、花山天皇が愛する女御を失ったことによる厭世的な気持ちになったことを説明する。その後で口語訳をする。これを説明しておかないと、冒頭の「あさまし」や「あはれない」が理解できないだろう。
 比較的ゆっくりとした進度になってしまったが、あまり残り時間は多くない。来週以降、きりきりと進めていこう。