学会発表に向けて

 今度の土日に、新潟大学で第130回全国大学国語教育学会新潟大会が行われます。この大きな大会が新潟大学で行われるということで、今年はなかなか重要な年です。私の指導教官であられる先生が事務局となって、大変お忙しい毎日を過ごしていらっしゃいます。何かお手伝いできることがあればと思うのですが、何よりのお手伝いは、私も発表するその発表の準備をしっかりすることでしょうかね。というわけで、今日はこの学会で発表する準備をしていました。明日も継続して準備する予定です。
 私が発表するのは、昨年、兵庫大会で発表した研究の継続です。一昨年の授業で初めて実施したライティング・ワークショップの授業を、昨年度はその時の課題を踏まえて改善しました。その改善ポイントと成果をまとめて、今回の学会で発表しようとしています。このワークショップの実践研究は私のライフワークの一つになると思います。今後も継続していきたいと思います。
 ただ、毎年同じテーマで継続研究を発表するのもどうかと思いますので、今後は大きな変化が出た時に学会発表することになるでしょうか。また、どうしてもこの実践は他の実践をもとにしたものであり、私が一から独自に開発したものではありません。今後は私が独自に開発した授業実践をテーマとして発表していくべきでしょうね。いつまでも他人の追従ばかりでは私の存在意義がないでしょうし、せっかく研究者となったのだから、私独自の実践を開発していきたいものです。
 とはいえ、もちろんこの実践も他人の追従ばかりではありません。私が必死で独自の工夫をした点がたくさんあります。そうでなければ目の前の学生たちの力を伸ばすものにはならないでしょう。先行研究を踏まえつつ、私独自の実践を積み重ねていきたいですね。