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学生たちと対話する授業

 今日は1限と2限に言葉指導法IIがあり、3限には教養I(国語)がありました。さらに、4限・5限と新潟大学での教育実習事前指導がありました。その言葉指導法IIと教育実習事前指導において、学生たちと対話する機会を設けることができました。
 言葉指導法IIでは、幼児に対する指導場面の3つの事例を元にして、幼児が変化することができた理由と、またその変化を起こすことのできた保育者の関わりについて学生たちに考えさせ、意見交換をさせました。学生を4人程度のグループに分け、グループ・ディスカッションをさせて、各事例について話し合いをさせました。その後で全体討議を行いました。幼児が変化した理由について尋ねたり、保育者の関わりのよい点や悪い点などを問いかけ、学生たちに挙手させて意見を言わせました。学生は積極的に挙手してくれ、話し合いはどんどん進んでいきました。あまりに快調だったので、3つの事例についての討論を行う時間が足りなくなり、最後はグループ・ディスカッションの時間を短くしなければならないほどでした。そして、学生から出て来る意見の中に、私が想定していなかった大切なものもあり、私自身も学ばせられた時間でした。学生にとってもよい学びになったのではないか、と期待しています。リフレクションペーパー(大福帳)を書かせていますので、そこで学生たちがどんな感想を書いてくれているのか、楽しみです。
 教育実習事前指導でも学生と意見交流する機会を設けました。前回の授業では3、4人のグループで扱う教材を決めさせ、その指導案を一人一人が作成してくるよう指示していました。今日は、その各自の指導案をグループ内で交換するためにファシリテーション・グラフィックを用い、自分たちの授業の案についてまとめさせていきました。後半では、ワールドカフェの手法を用いて、他のグループの授業案を取材に行かせ、その取材先で意見交換をして、自分のグループに持ち帰らせました。そして、自分たちの授業案をさらにブラッシュアップさせるようにしました。ここまでは昨年の授業と同じ流れなのですが、今年は、各グループが作成した模造紙を全員に見せながら、自分たちの授業案と話し合いの内容についてそれぞれ発表させました。そこで、学生たちから意見を出させたり、私が意見を述べたりしました。学生はすでにワールドカフェの中で意見を様々に交流しているので、この全体での共有の場面ではあまり意見は出ませんでした。そこで、私が彼らの発表を聞いて気づいたことをいろいろ述べ、学生たちに質問したり、問題点を指摘したりしました。昨年はここまではできなかったので、今年は少し進歩できたかなと思います。
 高校での授業とは打って変わって、学生たちとの対話を中心にした授業を行っています。まだ、時間配分や意見をたくさん出させるスキルが乏しい状態ですが、私自身も、これを積み重ねることによってスキルアップしていけるのだろうと思います。