3年生登校日
21日に特編Bが終わり、その後、国公立の前期試験に臨んでいた3年生たちであるが、今日は登校日である。久しぶりに彼らの姿を見ることができ、やはり担任たちは生き生きとしている。あの気持ちはよく分かる。教員というものは、やはり生徒あって何ぼのもので、生徒がいないと手足を縛られたような気持ちがするものだ。この時期、3年前と6年前、私もそう思ったものだ。今年は副任の立場で初めて3年生を迎えるので、ちょっと新鮮だけれどね。副任の立場だと、この気持ちはずっと下火になる。「ああ、来たか」という程度のものだ。やはりこの時期は、担任の醍醐味を存分に味わえる時だ。中にはこちらの指示を忘れて勝手に動いたり動かなかったりする生徒もいるが、それに右往左往するのもまた担任の醍醐味である。明後日以降は、もうその思いすらすることができなくなるのだから。3月1日が今年の卒業式である。早いなぁ。
そんな中、卒業式後の特編Cの準備にいそしむ。東京大学の後期試験対策講座の1つを受け持つことになった。総合問題窂の対策である。まだまだ苦労はつきないね。
その総合問題の対応のために、次の本を注文した。
東大生・医者・弁護士になれる人の思考法 (ちくまプリマー新書)
- 作者: 小林公夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2010/05/08
- メディア: 単行本
- 購入: 5人 クリック: 8回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
ついでに、ずっと心に引っかかっていたこの本も手に入れた。
- 作者: クレイトン・クリステンセン,マイケル・ホーン,カーティス・ジョンソン,櫻井祐子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2008/11/20
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
その中、この本を読み終えた。
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2012/10/10
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 244回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
ちょっと微妙だね。話自体はまあ面白く読めたけれど、やはり本シリーズとの矛盾は避けがたい。その矛盾自体はもはや仕方がないと思って諦めているが、それでも一層ごとのストーリーがやや詳しすぎて、第1巻のあのスピード感がない。
このシリーズをここしばらくずっと読んでいるけれど、やはり私にとっては第1巻のアインクラッド編が一番しっくりくる。作者には願わくば、本シリーズの流れにおいて、キリトとアスナの二人が仮想世界で活躍する話を書いてほしいなぁ。