特編B終了!

 センター試験以来、1月22日から続いていた特編Bの授業が終わった。まさに、約1ヶ月間、途中に休講も含んだが、全日程を終えることができた。いやはや、なかなか疲れた。
 東大の問題を扱うクラスを担当した。全部で5回分の問題を扱った。問題を自分で解き、解説を読んで理解を深め、さらにその解説をよりわかりやすくプリントにまとめ、そのプリントの穴埋めを埋めて授業に臨む、という作業をずっと繰り返してきた。今週になってからはこの解説プリントを作らずに、生徒自身が問題を解く時間をたっぷり設けるという方針に変更したものの、それでも全19問の問題を解き続けたわけだ。いやはや、大変だった。
 やはり東大の問題は評論と随筆が要であるし、しかも難しい。問いに答えることも難しいし、そもそも解説を読んで理解を深めようとすることが難しい。まして、それをわかりやすくプリントにまとめることはなお困難だ。しかも、それらはすべてたった1回きりで使い終わり、授業が終わった次には明日の準備をしなければならない。そして、次の日の朝までにはプリントを作成し終えていなければならない。授業が始まるまでに自ら作ったプリントの穴埋めをしておく。そして授業に臨む。そんな毎日の連続だった。
 生徒にしてみれば不満の多い授業であったことだろう。何しろ上記のような毎日を過ごしているので、とうてい一人一人の解答を添削してやる余裕がないので、添削をあまりやってこなかった。そこで、生徒にとってはあまり良くない授業だったかもしれない。でも、私としては精一杯やったことだし、少なくとも問題を解くという機会は与えられたことだし、できればそれらを復習して、自らの力を養っていってほしい。
 来週から前期試験が始まる。どんな問題が出されるのだろう。どんな文章が用いられるのだろう。大変興味深いとともに、それに生徒たちがどのように取り組んで行ってくれるのか、これまた非常に楽しみだ。
 ともあれ、とりあえず本年度の授業のほとんどが終わった。残りは卒業式後の特編Cにおける1回の授業のみだ。何とか最後まで頑張ろう。