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センター試験1日目

 さて、今日はセンター試験の1日目だ。新潟市は朝から晴れ間がのぞく穏やかな天候となった。気温もそれほど低くなく、道は多少凍っているものの、この程度ならば公共交通機関に影響はないだろう。今年の厳しい冬の中では、ほとんど理想的とも言っていい穏やかな天候である。
 この天候の良さは、個人的には奇跡に近い。というのは、我々の学年は、これまでに何かしら行事があるたびに悪天候に見舞われてきたからだ。1年生の時のスキー授業では、3日間×2回の日程の中で、晴れ間がのぞいたのは後発隊の2日目の午後くらいで、後はほとんど風雪に視界を閉ざされていた。こんなに少しでも視界が開かれないスキー授業も珍しい。2年生の修学旅行では、これまた珍しく、4日目の京都で雨に見舞われた。しかもかなり本格的な雨だった。私は最初の学年で、奈良の自主研修の時に少し雨に降られたときがあったが、それでも行動に影響を与えるようなものではなかった。このときの雨は本当に本格的で、数回の京都での修学旅行で雨が降った経験は初めてだった。そして、3年生の体育祭の時も、お決まりのように雨に見舞われた。それでも強行して、大成功をあげたと思う。しかし、これまた本格的な雨だった。このように、各学年での核となる行事においてことごとく雨に祟られてきた我々にとって、このセンター試験の天候は注目の的である。我々の間では、学年主任のせいではないかという認識が自然と生まれていたのであるが……。いやぁ、O先生、良かったですね! 最後の最後でジンクスを吹き飛ばすことができた。これは幸先の良いことである。
 とはいえ、センター試験は生徒たち一人一人の勝負だ。彼らが頑張るのであり、教員はその応援しかできない。しかし、今回も試験会場の入り口ではまるでお祭り騒ぎのような振る舞いが展開されたのだろう。そして、そうすることがさも当然であるかのような風潮が広まっている。私はずっと、こうした「お祭り騒ぎ」には反対の立場である。教員が生徒を励ましに行くのは問題ない。私も現役の時には、会場に担任の姿を見て励まされたものだ。だが、旗やら横断幕やらを掲げて、我先にとチョコやら飴やらを生徒たちの手に押しつけていくのはどうなんだろうか? 本当に生徒のためを思っているのだろうか? 教員の自己満足に過ぎないのではないか? 他の学校がやっているから我々も、という発想ではなく、自らが行っていることの是非を素直に確認すべきなのではないかなぁ。自分自身も、確かに3年前の担任の時は、このお祭り騒ぎのただ中にいた。しかし、生徒にチョコを手渡しながら、こんなことは生徒にとってかえって迷惑になるのではないか、との思いを最後まで払拭できなかった。副任の立場となり、あの喧噪の馬鹿騒ぎから遠ざかることのできた者として、心苦しいものの、苦言を呈しておく。
 私はといえば、次男が野球クラブに所属していて、その合宿があるために、彼を集合場所へ送りに行った。また、車の6ヶ月点検に行く際に長女と三男を伴い、彼らを遊ばせながら本を読んでいた。午後は集会へ。帰った後は、ほんの若干の家事手伝いをして(したのかな?)、休息をとる。次男のいない食卓を囲みながら、一人がいないだけで家の雰囲気は変わるものだなぁ、との思いを新たにする。
 さあ、明日はセンター試験2日目。生徒はどんな頑張りを見せてくれるのだろう。月曜日が楽しみだ。