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定期考査4日目

 北海道から戻ってきて最初の日、こちらはまだ定期考査中であった。今日はその最終日。私のいない間に古典講読の考査は終わっており、今日は古典と数学(or英語)の考査であった。滝川市での4日間は私にとってとても得難い経験をした時間だったが、日常に戻ってみれば、こちらにもなさねばならぬことは大いにある。さあ、これから採点もあるし、明日からの授業準備もしなければならない。そして何より、今月末を締切とする一大宿題がある。それらに邁進すべく、まずは今日は明日の授業準備に専念する。何しろ明日から後期であるのに、早速授業があるのだ。しかも現代文2クラス、古典1クラスである。
 現代文は加藤周一の「日本の庭」という評論を読む。これは昭和25年に書かれた文章だ。戦後間もない頃、日本が自分の文化について卑屈な思いを抱かざるを得ない時に、日本の文化という特殊を突き詰めたところに世界への普遍の道が開かれることを述べた文章である。なかなか面白い。昨日、『日本の文脈』を読み終えたのだが、そこでの議論にも通じる主張である。ただ、何しろ扱っているのが修学院離宮桂離宮の庭である。竜安寺の庭については、生徒はある程度イメージできるだろうが、修学院離宮桂離宮は、実際にそこに行ったことがないとイメージはし辛かろう。イメージできなくても文章は理解できるといえばそうだが、やはりここは多少なりとも実際の修学院離宮桂離宮を紹介したいところである。
 そこで、宮内庁のWebページから修学院離宮桂離宮の紹介ビデオをダウンロードした。これは現地でも待合室で流されているビデオである。ただ、wmv形式のファイルなのだけれど、ファイルサイズが2kとかなんだよね。ダブルクリックするとちゃんとビデオが始まるので、圧縮でもされているのかな。このビデオを、電子黒板を使って教室で流そうと思うのだ。はてさて、ちゃんと再生できるのやら。
 古典はいよいよ源氏物語に入る。源氏物語からは「若菜」巻と「御法」巻の2つを読む予定だ。やはり源氏はいいな。場面描写が細やかで、人物造形がしっかりしていて、物語の情景をありありと頭に描き出せる。これを生徒と一緒に読めるのが楽しみである。