論旨を整える難しさ

 今日は1日自分の自由に時間を使える日なので、朝から抱え込んでいる仕事に取り組む。まずは小論文模試を申し込んだ生徒についての整理をする。そして、研究を進める。
 相変わらず自分のかつて書いた文章を直す作業に手間取っている。全体の論旨がどう考えても整っていない。5月の時はよくこれで済んだものだ。あの時は口頭発表だけだったから、多少の論理の破綻は口頭での話の勢いの中で埋没してしまうが、今回は文章のみで自分の伝えたいことを伝えようとしている。論旨が破綻していたら全くの無である。
 要は、問題提起と結論とが対応していればよい。また、その結論を導くための途中の経過が一本道を通っていればよい。その2点に気を付ければよいのだが、当初の自分の文章では、どうも途中経過が一本道になっていないようだ。これをどう修正すべきか、なかなか頭が痛い。今のままでは、自分が求めているような結論には至らない。別の結論になってしまうのだ。だが、それではこの文章を書いている意味がない。そこで、結論を導き出すように途中経過を修正しなければならない。そうすると、かなりの変更を加えなければならなくなりそうだ。
 やれやれ、夏休みの始めに立てた執筆計画は面白いように遅れていく。大幅な修正は、こちらも必要だ。