ヤコブの手紙を学ぶ2

 今日も午前中は年休を取り、聖書学び会に参加する。今日は「ヤコブの手紙」の5章を学ぶ。
 今日も昨日と同じく、参加者で意見を交換しながら「聖書は何を教えているのか」学び続ける。10時から12時までがっちり2時間、共に学び続けた。今日は最初に2人の兄弟が学び、その後で質疑応答に入った。その中で、ある箇所についての解釈をめぐって2つの意見が対立し、どちらが正しいのかと意見の応酬が続いた。いやぁ、これは素晴らしい。それぞれはそれぞれの根拠に基づいて自らの意見を主張している。こうして、本文の中に根拠に基づいて意見を主張するのは素晴らしいし、聞いている者もどちらが正しいのかを判断することを求められる。単に人の話を聞いて、はいはいと頷いているだけではいられない状態に各自が置かれるわけである。こうした状況は望むところだ。このように、聞く者の判断、信仰が試されることが起こることもこうした学び会の良いところだ。
 午後は勤務をし、一つの仕事に取り組む。ところが私が勘違いをしてしまい、半日の仕事がほとんど無駄になってしまった。やれやれ。指示文書はちゃんと読むべきだね。
 ということで、今日の研究日誌は書けない。研究に関することはほとんどできなかった。おお、この本を読み終えたことがあるかな。

いちばんやさしい教える技術

いちばんやさしい教える技術

 人が学ぶということには「運動スキル」「認知スキル」「態度スキル」を獲得することであり、それらにはそれぞれの教え方がある、という主張である。なるほどと思うとともに、教える者の満足度ではなく、教えられる者の変化こそが教えることの評価である、ということも非常に納得がいった。本当に、もっとしっかりとメモしておきたい。
 さらに、こんな本も入手した。
BIBLE navi (バイブルナビ) 聖書 新改訳 解説・適用付

BIBLE navi (バイブルナビ) 聖書 新改訳 解説・適用付

 新改訳聖書による初の本格的な「スタディ・バイブル」である。英語圏ではこうしたStudy Bibleは数多く出版されており、いくつもの種類がある。そしてとても有益である。だが、日本語ではこうした本は今までほとんど無かった。他に日本聖書協会による「新共同訳」のスタディ・バイブルは1種類存在しているが、内容はあまり良くないようだ。
 この『BIBLE navi』は新改訳聖書初のスタディ・バイブルであり、その内容もAmazonの書評を読む限りではなかなか良さそうなものだ。非常に分厚い本であり、またけっこう高価なのだが、今後の学びの役に立ってくれるかなと思い、購入した。
 しかし、もともとの英語版は25〜50ドルで買えるそうな。1ドル=80円としても2,000円〜4,000円じゃないか。やれやれ。もっとも、英語版の全てを翻訳しているので仕方がないかな。日本ではそれほどの需要は見込めないし。そして、英語版はRed Letter Versionなのに、これはそのようになっていない。つまり、主イエス様の語られた言葉が英語版では赤い文字で印刷されているのに、日本語版はそうなっていない。このことは常々不満に思っている。日本語版でもそのようにすればよいのに。