模擬試験は続く

 マーク模試2日目。今回の模試は実際のセンター試験と同じ科目配列になっている。よって、今日は理系は地歴公民と数学であった。マーク模試という奴は試験監督にとってもなかなか難物である。生徒も60分ごとに新たな科目に取り組まなければならないが、試験監督はさらに問題配布、次の問題準備、問題回収と整理などなどで、60分間という時間中にやるべきことがたくさんある。したがって、だいたい50分間くらいで次の行動に移らねばならず、仕事の間隔が50分、20分、50分…と分断されてしまうのだ。これではなかなかまとまった仕事はできない。記述模試だと120分間とか150分間という長い時間があるので、監督中はかなりまとまった仕事ができる。しかし、マーク模試はそれができない。うーん、けっこう辛いなぁ。この夏にやるべきことをリストアップし、その実施計画をカレンダーにしてみたのだが、かなり8月は切羽詰まっていることがよく分かった。それだというのに、そのやるべきことに取り組むまとまった時間をなかなか取れない。困ったものである。
 今週は私の通っている集会で8日間連続の特別伝道集会を行っている。前半は韓国から兄弟をお招きして、毎晩福音集会が持たれている。この方は毎年来てくれる兄弟だが、相変わらずエネルギッシュで、しかも緻密で真っ直ぐな福音を語る。本当に素晴らしいと思う。賜物ある兄弟によって福音が明快に語られるのを聞くのは喜びである。とはいえ、毎晩続く集会に出席し続けるのも結構大変なのだが。

研究日誌

 今日は『メタ認知』の中の、まだ充分読んでいなかった箇所を読み、アンダーラインを引いたり書き込みをしたりした。メタ認知について学んでいくと非常に面白い。自分の興味関心とどんどんリンクしているのが分かるし、今後のまとめ方にも良い発想を提供してくれる。それを実際にまとめるのは大変なのだけれどね。

『村上ラヂオ』読了

村上ラヂオ

村上ラヂオ

 出入りの書店のご主人によって、昨年は『村上ラヂオ 2』、今年は『村上ラヂオ 3』を持ってきていただき、楽しく読んだ。そのいずれも出版されていたことを知らなかったものであり、ご主人には大変感謝している。その2冊を読んで、そもそも『村上ラヂオ』の最初の本が出版されていることを知った。これは読まなくては、と注文しようとして、ちょっと待てよと我が家の本棚の村上春樹コーナーを探してみると(そんなのがあるんです)、何と前後2段になっている棚の後ろの方にこの本がちゃんと隠れていた。しかも2001年に読み終えている。うーむ、記憶にないなぁ。ということで、楽しくこの本を再読した。読み始めてみれば、そういえばこんな本を読んだなぁ、とかすかに記憶がよみがえってきたが。
 村上春樹のエッセイは肩の力が抜けて、それでいて視点がオリジナルで、楽しい。面白く読み終えた。