前期中間考査2日目
今日は文系で古典講読のテストがあった。生徒はいっぱい答えを埋めてくれたようだ。採点が楽しみである。
同時に今日は学研主催の「小論文対策研究会」が行われた。毎年恒例のこの会だが、出席するのは久しぶりである。一時期は毎年欠かさず出席していたが、ここ2年ほどは忙しさのあまり出席できなかった。
最近の小論文入試が扱っているテーマのトレンドは「震災」と「グローバリズム」だそうな。原発事故とエネルギー問題が小論文入試の大きなテーマになっている。エネルギー問題は実は経済問題でもあること、日本の国力の源泉でもあること、それがまた京都議定書の崩壊ともつながっていることなど、なかなか刺激的な内容であった。入試ではこれらの内容を受験生に提示し、それについての考えを問うことになる。
小論文入試に対してまともに対応しようとすると、実は高校教育の内容が大きく変わる起爆力を持っている。だが、幸か不幸か、私の勤務校では小論文入試を必要とするものはほとんどいない。それよりも学力で受験を突破することが重視される。惜しいなぁ。学力を併せ持って小論文に取り組めば、無敵の高校3年生が育つんだけれどなぁ。
そんな中、二つの作品を読み終え、観終えた。
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ジブリ・アニメとともに、私が密かに好むのはこの名探偵コナンのシリーズである。この作品は、以前TVで放映したのを録画して観ていたのだが、内容がうろ覚えだったのと、その録画したDVDが機種変更により観られなくなったので、改めてDVDを借りてきた。なかなか面白かった。宙に飛びだした車を爆風で加速させようというのはやや荒唐無稽だが、まあこのシリーズはそんなことを言い始めたら身も蓋もないものばかりである。要はアクションを楽しめればよい。そして、この作品はその楽しみを充分提供してくれる。