小中間考査1日目

 今日と明日は小中間考査が行われる。二期制を採用している本校では、6月末の前期中間考査の前のこの時期に小中間考査を行う。三期制の場合は一学期中間考査になるのだろう。この小中間考査があるために、二期制だが三学期制とほぼ同じ定期考査の間隔になる。
 しかし、例年ならばこの小中間考査の時期に3学年国語科でも古典の考査を行うのだが、今年は行わないこととした。進度が十分進まず、試験範囲が成り立たないせいである。これには突発的な事情もある。致し方ない状況なのである。
 とはいえ、個人的にはこのおかげで非常に助かっている。何しろ先週は個人的な試験が2日間もあり、その準備で大わらわだった。もし考査を行っていたら、この期間と問題作成期間とが完全にかぶっていたことになる。後から振り返って、ああ良かったと思ったけれど、もしかぶっていたらもう目も当てられないことになっていただろうね。また、今週も金曜日の朝までに提出すべきものを書き上げるという大仕事がある。これも、考査を実施していたらもっと大幅に滞っていただろう。いやはや、何が益するか分からない。
 ということで時間的には余裕があるはずである。しかし、次の授業の準備でこれまた忙しい。何故なら、それはすなわち研究の総仕上げの授業だからだ。周到な準備と授業計画を練って、授業を行わなければならない。しかも、それは現代文の授業なので、これまでと違って週あたりの授業数が多く、次の授業があっという間にやってくる。周到に準備すべき授業がすぐ次にやってくるのだ。これの対応に忙しく目を回している。そのために、あるはずの時間的余裕がちっとも感じられない。いきおい、明後日までの大仕事も滞っている。やれやれ、である。
 最近はどうも自宅での仕事が進まない。眠くなったり、つい他の気晴らしに手を伸ばしたりしてしまう。だから、できるだけ仕事は勤務時間内に終えたいと思っている。しかし、今日の午後は2つの会議で拘束された。まあ、どちらも有意義な会議だったから、決して無駄ではないのだけれど、やらねばならぬことを多く抱えている身にとっては、午後の時間は思う存分使いたかったなぁ。ふう。