『ビブリア古書堂の事件手帖』

 長男がこの本を読みたい、と言うので、珍しいことを言うなと思いつつ購入。長男が読む前に私が借りて、先に読んでしまった。彼は友人からこの本のことを聞いたらしい。友人に感謝。
 私自身も以前にこの本は本屋で見かけ、古書にまつわるミステリーなのでおもしろそうだなと思い、少し読んではいた。今回、長男のおかげで全部読むことができ、なかなかの面白さに感心した。古書の知識とストーリーの関わり方は期待したほど綿密なものではなかった。でも、まあ軽い小説とはいえ気軽に読めて飽きさせない。特に主人公の青年と古書堂の店長である栞子さんとの絡み合いが今後どうなるか、期待させてくれる。なかなか良いではないか。
 思わず第2巻目をチェックする。買って読んでみようかな。