始業式・入学式

 今日は平成24年度の始業式である。久しぶりに生徒たちが学校にやってきて、また新しい年度が始まる。生徒は最初に旧HRで配付物を受け、新HRでそれらの配付物を再提出したり新しい配付物を受け取ったりする。こうして今後の日程やら来週からの授業やらが伝達される。今日を1日過ごし、来週からはもう授業である。
 その後、新任式を行い、引き続いて始業式となる。新校長の話、教務部長の話、生徒指導部長の話がされる。それぞれに良く工夫された話がなされる。さすがにこの時はいろいろ考えて話をするのだろうなぁ。
 あまり間を置くこともなく、午後からは入学式となる。今日は肌寒い1日で、会場のアリーナも結構寒かった。事前に示されていた会場配置図にはないジェットヒーターが2台置かれていて、少しでも会場を暖めていた。助かる。今回、私は入学式の記録係となり、デジタルカメラで写真を撮ることになった。こんな仕事は初めてだし、そもそも写真などあまり写したことがないのだが、それでもせっかく与えてくれた仕事なので挑戦してみる。100枚ほど写真を撮ったが、こういう1000人近くの人間がそろっている式典を撮影するのはなかなか難しいのだね。どこに焦点を持ってきたらよいのか、全体の雰囲気をどのように伝えるべきなのか、瞬間瞬間の判断がなかなかに難しい。しかもデジカメというのはシャッターチャンスが来た、という時にシャッターを押してもすぐには反応しない。0.5秒くらい後にシャッターが切れる。そのために思い通りの瞬間を撮ることができない。これはシャッターチャンスが来るな、ということを予見して、その少し前にシャッターを押さねばならない。100枚ほど撮って、ようやくその感覚がつかめてきた。やはりやってみなくては分からないね、何事も。
 その後は月曜日の授業の教材研究をする。さてさて、また授業の日々だ。それと同時に大学院の準備も、月末の聖書の学びの準備もしなければ。4月は忙しい。それなのに何故か気分はブルーである。こう盛り上がるようなエネルギーが湧いてこない。相変わらず寒いからかなぁ。それともこの勤務校にいるのが長すぎるからかなぁ。はてまた担任をしていないからかなぁ。何だか意欲が湧いてこず、困る。