研究のまとめと今年度のまとめ

 今年度も残り後5日。退職・転出される方々の顔を見ることができるのも後4日である。やっぱり寂しいなぁ、と思うこの頃である。職場では同僚たちは新年度を迎える準備に勤しんでいる。30日に教務室内の座席移動があるので、現在の自分の席にある荷物を片付けているのだ。これが結構大変な作業なのだけれど、1年間をいったんリセットするにはよい機会である。ついでに大掃除も兼ねるしね。
 しかし私の場合、5月にある学会で発表をするため、その発表要旨集の原稿を何とか4月6日までに書き上げなければならない。そこで、昨年の12月におこなっていた実践の質問紙調査のデータを分析し始めている。またしても統計処理の作業である。分散分析を行うのだが、いやはややり方を忘れてしまっている。もちろんあらかたは覚えているが、細かい作業は再び確認しながらやらなければならない。ところが、その資料は家にある、などなどで昨日・今日と神経をすり減らす作業を続けている。おかげで左腕が十分に持ち上がらなくなってきた。五十肩か? 分析の結果は面白いものが出てきて、解釈が楽しみである。ただ、そこに行くまでに時間がかかっている。
 同時に私も少しずつ周辺の整理をし始めた。まずは机の中にため込んでいる書類の整理から始める。要らないもの、シュレッダーにかけるべきもの、保存するものと分けていく。保存するものは驚くほど少なく、こんなものまでため込んでいたのかと驚くものが出て来る。やはり、1年間見ないものはこれからも見ないのだろうなぁ。最近はそのように思い、できる限り捨てることにしている。
 さて、後3日でどれだけ原稿が書けるかなぁ。そして、周辺整理が進むかなぁ。いや、進ませなければね。