聖書学び会@北九州市

 聖書の学びをするために北九州市に行ってきた。19日に新潟空港から福岡空港まで飛び、そこから新幹線で小倉駅までたどり着いた。飛行機に乗ったのは4年ぶりかなぁ。数年前に同じく福岡に行った時に結構揺れて以来、あれほど好きだった飛行機がどうも苦手になってきた。今回は若干揺れたものの、まあまあ安定した飛行だった。しかし、人間の科学技術はあんな重たい物体を高度10,000メートルまで持ち上げて、しかも安全に行き来できるのだなぁ。毎回飛行機に乗るたびに、そして離陸時のあのすさまじい加速度や巡航運転になった時の安定性や、着陸時のすさまじいバックファイヤなどを味わうたびに感心する。
 さて、北九州市は訪れたのは初めてである。北九州工業地帯としてかつてはにぎわいを見せたものの、今はむしろ福岡市の方に繁栄は移ってしまっている、と聞いた。その北九州市に19:00頃に到着し、「海の見えるレストラン」に連れて行っていただいた。目の前に関門海峡があり、対岸の山口県がもう目と鼻の先に見える。こんなにも本州が近いとは思いもよらなかった。近いところでは数百メートルくらいしか離れていないという。波の音と係留された船のゆったりとした揺れを見ながら、幸いな交わりを得た。
 今日になり、集会に連れて行っていただいて、他のもう一人の信者と一緒に、午前中1時間、午後に1時間と聖書の学びをする。私は詩篇について学ぶ。もう4年間続けていることだ。まだ詩篇を学び終えられないし、まだまだ分からないことが多い。それでも、与えられた機会に詩篇を学ぶことを挑戦し続けていると、少しずつ蓄積ができる。これは私のよい財産になっている。
 何とか守られて全日程を終え、北九州空港に連れて行っていただく。これまた初めて訪れる空港だ。海のど真ん中を埋め立てて作られた空港である。その大きさ、規模にびっくりする。最近は不景気のためにあまり活気がないと聞いた。本当に、日本の不景気は様々なところに影響を及ぼしているのだなと思った。
 帰りはこの北九州空港から羽田空港までスターフライヤーという会社の飛行機で飛ぶ。行きはフジドリームエアライン、帰りはスターフライヤーと、今まで乗ったことのない会社の飛行機だ。4年の間に航空業界も様変わりしていたようだ。帰りは晴れだったせいか、太平洋岸だからか、とても安定した飛行だった。瀬戸内海上の景色、広島や倉敷、大阪、名古屋などの夜景が10,000メートル上空からもよく見えた。羽田に20:00頃に着き、いくつか手間取ってしまったため、ギリギリで間に合うはずの早い新幹線が目の前を過ぎていき、結局最終の新幹線で23:59に新潟に戻った。いやはや、移動だけでも大変である。
 これでひとまずは目の前の課題はクリアできた。神様のご加護を心から感謝したい。さあ、次の仕事だ。