OmniOutlinerか、Treeか

 今日、1年生の半分はスキー教室に出かけて行った。新潟県は珍しく快晴! 昨年の我々は終日雪に見舞われ、帰ってきた週末だけ晴れるという情け容赦ない天候だったのだけれど、今年はえらく違うなぁ。
 さて、今日の授業は4コマ。ハードな一日であった。現代文が2クラス、古典が2クラスである。古典の方は10組と7組。10組はとんとんと口語訳、解説が進み、何と「桐壺」を終えてしまった。もう少し解説が残っているけれど、彼らに指名すると結構きちんと訳してくれるので、勢いスピードが速くなる。その点、7組は今日1時間でようやく2文程度が終わっただけだった。いやぁ、それは時間のかけ過ぎでしょう。反省、である。
 現代文は9組と3組。9組はようやく今年に入って初めての授業であった。「「である」ことと「する」こと」をグループで音読させ、語句の小テストを行う。今回取り組ませている課題は、やはり個人作業では無理かなぁ、と思い、当初このクラスも個人作業でやらせるつもりだったのを、急遽変更してグループ作業とした。
 3組はこれで3時間目。三角ロジックによる文章分析もいよいよ本格化してきた。今回は、各形式段落内にある文をすべて改行して示した本文プリントを用意し、文単位で三角ロジックの「主張」「データ」「理由付け」に当てはまるものを探させた。その際、階層三角ロジックの構造を意識させ、各形式段落内で三角ロジックに当てはまる要素を見つけさせ、それを階層的に積み重ねて、意味段落全体としての主張を見いださせた。
 やってみたところ、生徒は活発に話し合いをしてくれた。そして、最後に内容を確認したところ、私とほぼ変わりない箇所を指摘してくれた。まずは一安心。しかし、可能ならばこれを通して生徒と議論したいところだが、それほど議論に向いた題材ではないか。あれかこれ、だものね。
 さて、相変わらずアウトライン・プロセッサに悩んでいる。昨日書いた、本に紹介されている使い方の分からなかった所は、どうやら私の勘違いだろうと考えた。そして、アウトライン・プロセッサの使い方にめどが立ったので、使いやすいソフトを求めて悩んでいる。今のところ、OmniOutlinerかTreeのどちらにしようかと考えている。成蹊大の塩澤先生や京都橘大の池田先生などはTreeを愛用しておられる。うーむ、どうしたものか。(^_^)