後期中間考査4日目

 今日で試験も終わり。今日は古典と数Bであった。その後、LHRがあった。10組の担任が今日明日とお休みしているため、私が代わりにLHRを行った。いやぁ、久しぶりだねぇ。昨年までは毎回行っていたものが、今年はほとんどやらなかったものね。
 今日は午後に「地域の声を聞く会」が行われた。今年は分科会形式で開催され、産業界・医師会・行政の3分野に分かれて、3人の方をお呼びして話を聞いた。お題は「N高校に期待すること」である。私は産業界の分科会に出席した。こういう会では企業の方のお話を聞くことにしている。自分と最も違う分野の方が参考になる話が聞ける、と思うからだ。今回は「nico」の方が2人来られて、「nico」の活動や支援した企業の話などを聞いた。その後で質疑応答の時間が取られた。私も質問したが、もっと遠慮されずに本校生徒に期待することを、つまりは教員にどんなことを教えて欲しいかということをざっくばらんに聞きたかったなぁ、と思う。この「地域の声を聞く会」は毎年行われているが、ここ数年はお一人の方をお呼びし、約90分話を聞くということが行われてきた。それに比べれば、今年の形式はなかなか良かった。やはり分科会にすることによってより身近に話が聞けると思う。でも、今まで経験した中で一番良かったのはシンポジウム形式のものだったなぁ。2年目だったろうか。今回もせっかく3分野から3人をお呼びしたのだから、分科会ではなくシンポジウムにすれば良かったのに、と思う。
 昨日の分散分析の件はやはり重要なことだと思い直した。それは、ようやく「交互作用」の意味を私なりに理解できたからだ。それは何のことはない、私にとっての統計学バイブル『統計学がわかる』を読み直したからだ。カイ二乗検定もt検定もこの本によって理解したが、分散分析についてのこともちゃんとこの本に書いてあった。それを読み直して、やっと「交互作用」を理解できた。要するに、「交互作用」がないということは「たまたまA要因のグループにいたからB要因の結果が良かったというのではない」ということだ。逆に「たまたまA要因のグループにいなかったからB要因の結果が悪かったということでもない」ということだ。A要因もB要因もそれぞれが独立して意味があった、ということだ。これなら私にも活かせるかもしれない。

統計学がわかる (ファーストブック)

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