「捕蛇者説」の授業

 10組での授業。授業変更により、このクラスが今日は2コマあることになった。ダブル・ヘッダーのようなものである。
 1コマ目、このクラスはようやくまともに「捕蛇者説」を読む。そこで、「徹底的に読みを練習するぞ!」と宣言し、最初に生徒に一文ずつ読ませて読み方をチェックし、次に読みのついた書き下し文のプリントを配って助けとさせ、個人で読みの練習をさせた。そうしたら生徒は何度も読みを繰り返して練習し始めた。これは嬉しかったな。私は一度読んだくらいでやめるかな、と思ったのだけれど、彼らは率先して音読練習を繰り返してくれた。嬉しかった。その練習を途中で止めて、隣同士ペアで練習させるのをはばかられたほどである。それでも途中でそれを挿入し、でも結局時間の終わりまで音読練習をさせた。いやぁ、良かった。
 2コマ目、音読を少し確認して、口語訳に入る。快調に進んでいく。予定を大きく超えて、全体の1/4くらいまで行ったかな。これまた、良かった良かった。