無事、聖書学び会が終わった

 11月2日と3日、私は宇都宮市にある集会に行ってきた。3日に行われる聖書学び会のためである。その前日の2日には定期の福音集会があるので、こちらでも30分間の話をするよう依頼されている。2日は午後から年休を取り、初めて栃木県へと向かった。
 宇都宮市は案の定、大きな街である。駅を出てすぐのところに川が流れている。都会でありながら、身近な場所に川が流れているところに非常に好ましさを覚えた。
 さて、用意されたホテルから招いてくださった信者のお宅にお伺いする。こちらで夕食をごちそうになる。私と一緒に証しや学びをしてくださる兄弟と共にである。おいしい手作りの料理にとても嬉しかったのだが、何しろ次に証しを控えているので、あまりお腹いっぱい食べるわけにはいかない。十分だったのだが少し遠慮して、集会所に向かう。
 宇都宮の集会所は新しく建て直して5年ほど。とてもきれいで、機能的な建物だった。大変参考になる。いや、何より嬉しいのは信者同士の交わりである。私は宇都宮はおろか、栃木県に足を踏み入れるのは初めてなのだが、それでもまるで数回訪れたかのように、信者同士とは親しく交わりをすることができた。やはりこれは、同じ主イエス・キリストを信じている者同士の特権である。
 福音集会は3人ほど求道者が導かれていた。私が先に証しをする。何とか守られてほっとした。ホテルに戻り、早めに休む。
 翌3日はとても良い天気になった。聖書学び会の始まりである。私ともう一人の兄弟とで午前中に2回、午後に2回学びをする。私は相変わらず詩篇を中心に学んだ。これまた何とか守られて、ありがたいことだ。もう一人の兄弟は神の御住まいである集会についてと、今日における証しのあり方について、学ばれた。非常に根本的でかつ実用的な、大変幸いな学びだった。私の場合は、兄弟姉妹を励ますことはできても、明日から一歩歩みだそうということにはならないだろうなぁ。
 17時に新幹線に乗り、19時30分に新潟に戻ってきた。全てが守られて、ただ感謝である。