「イメージの花火」大活躍

 9組での授業。村上陽一郎の評論を読み始める。
 その前に、レディネスを作っておこうと考え、「イメージの花火」を使って「科学の進歩」というお題で思いつくことをどんどん挙げさせた。その途中で「科学の進歩の光と闇」と二分類で発想してみたらどうかと、助け船を出したりした。10分間アイデア出しを行わせた後で隣同士で確認させる。そして、「科学の進歩」の光の面と闇の面とをそれぞれ4人ほどに指名して聞いていった。「光」の方は「暮らしの便利さ」とか「スピードアップ」とかが出てきたし、「闇」の方は「環境破壊」や「都市への過密化」や「機械による支配」や「戦争・核兵器」などが出てきた。おいおい、ずいぶん抽象的なキーワードを出すんだねぇ。私はもっと「テレビ」とか「携帯」とか「原発事故」とかが出て来ると思っていたのだけれど。あまり抽象的すぎると発想が縮こまるんだよね。そういうところも教えていかないといけないね。
 その後は本文の音読、そして要旨をまとめることを宿題とした。
 今回はいろいろと書かせてみたいと思っている。書くことによって考え、読む。「読むために書く」ということを意識してやらせてみたい。だが、そんなに時間数をかけてはいられないのだけれどね。