「鴻門之会」も佳境に入る

 2組での授業。樊噲が突入する場面を読む。順調に口語訳は進んでいる。
 樊噲が会見場の中に入っていったとき、項王は「壮士なり」と2回言っている。項王は樊噲のどんな点から「壮士」だと判断したのかを生徒に聞いてみた。いろいろな解答が出たが、最初の1回目は樊噲の態度からと答えたが、2回目の方はなかなかすっきりしなかった。様々に出される大杯の酒やら生の肩肉の意味を踏まえてでないと、これにはうまく答えられないところだ。
 ともあれ、順調である。だが、この「鴻門之会」にも対話の授業を取り入れられないかなぁ。