卒業式挙行

 今日は本校の卒業式が行われた。例年は18日くらいに行われるのだが、今年は2週間も繰り上げての挙行である。賛否両論はあろうが、とりあえずは式が無事に終わったことを喜ぼう。
 新潟市は昨日から雪であった。昨日は雪が辺り一面に白く積もり、およそ2cmくらいの積雪であった。もう、昨日の卒業式予行は本当に寒かった。スーツの下にカーディガンとベストを着込んでいても、まだ寒かった。今日も、新たな雪こそ降りはしないものの、気温は昨日と同じくらい。最近の新潟市は暖かくて、体がいい加減春モードに移行しようとしていたときの寒さである。なかなか辛い。しかし、今日の会場であるアリーナは開始2時間くらい前からジェットヒーターをバンバン燃やしていたそうだし、だるまストーブもフル稼働である。そして会場を埋め尽くす人。さらには必殺携帯カイロ。予想よりは寒くなく、ありがたかった。
 さて、今年の3年生は私はほとんど接点がない。わずかに書道部のメンバーと接する機会が少しあったくらいである。それでも、今年の3学年は非常に独特なメンバーが揃っていて、そのメンバーたちと集大成であるこの卒業式、なかなか良かった。特に、学校長の式辞の中に、「新潟で、日本で、世界で活躍し支える人材になれ」という言葉があったのだが、その後の卒業生答辞の中にも「新潟で、日本で、世界で」というフレーズが出た。彼は校長の言った3年前の入学式での言葉を覚えていたのかな。まさか事前に示し合わせていたわけもなく、いやはや大したものだと思った。2年生による在校生送辞が相変わらず陳腐な言葉を並べていたのに比して(「うららかな春の日差しが感じられる」だと? おいおい、それはないだろう。(^_^))、答辞は素晴らしかった。式がすべて終わり、最後に卒業生と在校生とがお互いにエールを送り合い、在校生の応援歌で卒業生が退場していく。今日は在校生は声がちゃんと出ていたね。なかなか良い卒業式だった。
 その後、1年生は式場撤去作業をする。午後からは書道部のお別れ会に呼ばれて行く。いやぁ、講師の先生のお話が感動もので、ついついもらい泣きをして、相変わらずの声が出ない状態になってしまった。困ってしまうなぁ。きちんと挨拶したいのにね。いつも声が出なくて、不全感に陥る。
 さて、たまりまくってしまった採点に取りかかるぞー!