「世界中がハンバーガー」の授業

 3組での授業。2時間目。前半部分を扱う。
 この教材ではともかく読解のための技法として「対照関係を意識して読む」ことに注目させる。そして、「説明する問題は、その文を部分に区分けして、一つ一つ言い換えていく」ことや、「抽象的な事柄は具体的な例に下ろして考え、再び抽象化する」ことも扱っていく。まあ、とりあえずは先の「ネットが崩す公私の境」の時に大々的に展開した「対照関係を意識する」ことだけでも身につけてくれればよい。これは評論文を読み解く時の要となる技法だからだ。
 これで3つのクラスが同じく前半部分まで終わった。明日は現代文が3コマある。後半部分も対照関係を意識させていくが、前半部分ほど明瞭ではない。さて、どう分かりやすく生徒に示せるかな。