「桃花源記」の授業

 8組と2組での授業。2組はまだ土佐日記のまとめをやっていたが、8組と昨日の10組は漢文を扱い、「桃花源記」の口語訳に進んだ。
 とはいえ、この文章はすらすらと読めるようになるのが最重要事項で、読めさえすれば、そして教科書の注を活用すれば、話の内容は比較的容易に理解できる。そこで、今日の授業は徹底的に音読にこだわった。
 まずは私が読みの確認を再度行った。その後、個人で音読練習をする。そして、隣同士ペアでお互いにチェックし合いながら音読練習をさせる。その後、全員を立たせて、各自の一番速いスピードで読ませてみる。そして、全体で音読をした。全部で6回(そのうち1回は目で追っているが)音読をさせた。これくらいやらないと音読練習にならない。それでもまだ不安定な生徒はいるのだから。
 そして、隣同士ペアに指名し、一人が私が指定した箇所を音読し、もう一人が口語訳をする、というようにした。口語訳する負担を軽減させるのと、音読の確認をさせるのと2つの目的のためである。
 音読練習に特化したせいか、口語訳は数行しか進まなかった。まあ、今回はそれで良いだろう。