自分の授業内容を全てWebで公開したらどうなるだろうか?

 『ウェブで学ぶ』を非常に興味深く読み進めている。この本はもう1回読んで、内容をしっかりと吸収すべきである。
 内容は主にアメリカのオープンエデュケーションについてのものなのだが、そこには授業のコンテンツをWeb上に公開している事例がたくさん紹介されている。しかし、大学が主なもので、中等教育ではまだ少なそうだ。まして国語教育は少ないだろう。
 そこで、私の授業で使っている教材を全て公開してはどうか、と考えている。しかも、教材の解答例も、また授業の進め方も公開し、さらにそれを生徒に告知する。こうすることで、生徒は授業の復習がWeb上でできることになる。
 実はある生徒が、今回の現代文のテストの前に、私が作成したプリントの模範解答はないか、と聞いてきたのだ。その時は、模範解答など生徒に与えるものではない、という気がした。しかし、考え直してみると、それは生徒の授業の復習になっていいんじゃないか、と思った。それをWeb上で公開することで、いつでも参照できるし、誰でも参照できる。これはいいことではないか?
 後期の授業から試してみるつもりである。