教育実習生の最後の研究授業

 上記のように体調が悪い中、教育実習生で最後に研究授業をする者が授業を行っていたので、見に行った。全部は見られず、後半の20分程度だったろうか。
 生物の授業で、減数分裂を扱っているものだった。減数分裂することでどれくらいの多様性が生まれるかを生徒に計算させていた。その際、この計算は指数法則を使うと簡単になるのだが、1年生段階では指数法則を知らないので、生徒に理解させるのに苦労していたようだ。
 もっと生徒に話し合わせたり、やらせたりする場面を増やせばいいのにと思うが、それでも生徒を動かそうと努力していた。実習生としては上出来だろう。いい研究授業だった。
 今年の実習生は、私が意識してできるだけ多くの研究授業を見ようとしたせいか、どれもよく工夫された良い授業だった。さすがは我らが教え子。良い後輩となってくれそうである。まあ、全員が採用試験を受験するわけではないが、できれば多くの者が後輩となって欲しい。そうしてこそ、新潟県の教育は前進するのだろうからね。