4月9日の出来事

 昨日は学習オリエンテーションの2日目。1年生は高校での初の授業である。65分授業はフルで5コマある。私のクラスは英語が2科目、数学が1科目、国語が2科目あった。これは疲れるだろうね。4限の私の授業の時は、数人が眠そうな顔をしていた。
 私は現代文が2コマ、古典が1コマあった。現代文は9組と6組。授業開きである今日の内容は、シラバスを使って現代文の授業の受け方や予習の仕方、副教材の使い方を細かく説明する。その後で、3×3のマンダラートを用いて、8つの枠の中に制限時間内でできるだけ多くの発想をするゲームを行った。お題は「○○中学」。自分の出身中学について、思いつくことを様々な書かせた。1分半の制限時間での後、書いた用紙を名刺代わりにして、大名刺交換会を行った。私の今後の授業では話し合いや学び合いをさせていくので、生徒がフレンドリーでなくては困る。そこで、現代文の授業は私の話を聞くだけではなく、お互いに動かなければならないことを分からせるためにも、このようにした。9組も6組も実に活発に名刺交換会を行っていた。この活動はどのクラスでもにぎやかになって良いね。その後、最初の教材である中村雄二郎の「好奇心」の学習プリントを配り、宿題とした。
 古典は10組の授業である。ここでも、シラバスを使って古典を学ぶ意義を話し、副教材の使い方を説明した。その後、ノートの作り方を説明し、実際にノートを作らせようとしたのだが、そのためには本文を読まなければなるまいと思い、音読を始めた。ところがそのためには、歴史的仮名遣いの読み方の基本を教えなくてはならず、それらを少しずつやっているうちに、みんなが中途半端に終わってしまった。やれやれ、十分に考えていなかったな。簡単に読み方を教え、みんなで音読をした。声が揃っていて、元気な声で非常によろしい。その後、作例プリントにそってノート作りをさせる。このノートを作ってくることが宿題である。
 私にとっても久しぶりの授業(およそ2ヶ月ぶり?)なので、腰が痛くなった。さあ、これから授業の始まりである。