長男の誕生日

 今日は我が長男の誕生日である。彼の希望で、お祝いは土曜日にゆっくりやることになったので、今日はほんの形だけで済ませる。彼は今年で小学校を卒業する。まだまだ本当に幼いのだが、それも考え方が非常に幼いのだが、それでも小学校を卒業するのは祝うべきことである。
 その彼に、私が勉強を見てやることにした。それも、ちゃんと時間を決めて、彼の机の横に座って、じっくりとやる形である。いわば、家庭教師のような役割を私が果たしてやろう、と考えたのだ。
 1時間強くらい彼の勉強につきあった。といっても、今日は彼が既に解いていた問題のやり直しをさせただけである。彼は問題集を自分でやりはするのだが、問題を解いて、自分で採点したらそれで終わりにしている。分からないところはそのままだし、間違ったところを直そうともしていない。だから定着していないんだな。それで、そこをしっかりやらせてみた。だから、ほとんど教えてはいない。ただ、そばにいただけである。しかし、それでもいいのかな。まずは机に真剣に向かわせる。まずは勉強時間を確保して、自らの学習を振り返る。そこから始めてみよう。