ある結果を聞いて

 試験監督を終えて教務室へ。ここでは、今まさに戦いのさなかにある今の生徒たちとの触れ合いの場だ。今日も何人かの生徒と話をした。中にはこれから再挑戦の機会を作りにいく者もいる。中には今回の戦いを終えて、静かに捲土重来を期す者もいる。さらに、首尾よく期待通りの成果を上げて、意気揚々と報告しにきた者もいる。さらには、今年の戦いは不本意ながらも、さばさばとした気持ちで最後の踏ん張りに臨もうとする者もいる。実に様々な生徒たちの姿である。やはり、教員はこういう生徒たちと触れていなければ生き生きとしてこないなぁ。私は3年生の担任には向いていないのかもしれない。生徒の姿を見ていてこそ、気持ちに張りもあり、意欲も湧いてくる。挑戦しようという気持ちも出てくる。最近の私は、例年のことではあるが、2月・3月病である。例年この時期になると、1年間の疲れが知らず知らずのうちに出てくるのか、意気消沈しているような気持ちになる。例年のことに加えて、今年はある挑戦を試み、その結果は首尾よく行ったのだが、その後の対応がままならぬことがあって、さらに意気消沈が加速している。うーむ、人生のいくつかをやり直したいと強く思う今日この頃である。
 この気持ちはもう少しは続くだろうなぁ。何とかよい方向へと向かってくれればよいのだが。(すみません。読んでくださっている方には何のことか分からないでしょうね。)