特編C12日目

 特編Cも残すところあと2回である。急なノロ・ウイルスによる腹痛のため1回休講してしまった。そのため、今日は古文と漢文の問題を両方扱う。しかし、ノロ・ウイルスは流行しているようだ。インフルエンザが終息したのかなぁと思ったら、今度はノロかぁ。今年の受験生にとっては、なかなか体調管理の難しい年である。
 さて、古文も漢文も、東北大の模擬試験の過去問を使う。古文は「閑居友」からの出題、漢文は韓愈の文章である。古文は仏教説話で、比較的分かりやすく、答えやすかった。答えの根拠を見つけにくいものもあったけれどね。漢文は、少々難しかった。しかし、さすがは韓愈の文章である。構成がしっかりしていて、例話や対句が効いている。それらを踏まえて解釈すれば理解しやすい文章なのだが、なかなかそう簡単にはいかない。
 この特編Cは、私の場合はとにかく問題を与える、ということのみで終わってしまった感がある。何しろ私自身が喉を痛めて、声を出せなくなっていたからね。なるべくしゃべらずに、問題演習の時間を多くとった。だから、問題を解く回数は多く与えたと思う。それらの積み重ねが、あるいは記憶が、本番で何かの足しにでもなってくれたらと願うばかりである。何しろ国公立大の前期日程は来週からだからね。いよいよ正念場だ。
 そして、私も連日の徹夜からようやく解放されることになるのかな。徹夜は終わるだろうが、仕事の量はさほど変わらないだろうね。それでも、きちんと睡眠を取れることは大きい。