特編C10日目

 今日は漢文の問題を取り扱う。古文やら漢文やらの問題になるとほっとする。答えるべき対象がぐっと引き絞られるような気がする。その点、評論や小説は文章のいろいろな箇所に気を配りつつまとめていかなければならない。気をつかうのだ。その点、古文・漢文は考えるべき箇所が比較的定まり、しかも範囲が狭い。後はそれを何とか口語訳すればよいくらいだ。
 3年前はこうは思わなかった。あの頃は私は現代文の方が得意だったはずだ。今回は古典の方が楽である。それだけ古典の解釈力がついたのかなぁ。それとも、単に年を取ったのか。
 今日は出席者が少なかった。10人を切ってしまった。今週は難関私立大の入試があるからね。生徒は早めに東京へ出かけて、準備をしているのだろう。特編Cもいよいよ大詰めが近づいてきた。考えてみると、特編Cに入ってから、毎日問題プリント作りとその予習に1日の大半の時間を費やし続けている。能率が悪くなったなぁ。同時に、疲れもたまってきているのだろうか、最近は少々気力がない。やる気が起こらないのだ。おかげで、生徒の問題添削依頼にも満足にこたえてやれず、迷惑をかけている。その一方で仕事は次々にたまっていく。何というか、とにかく時間的猶予が少しでもある仕事は後回しにして、目の前の雪かきを行ってしまわなければならない、という仕事の仕方をしている。こりゃ疲れるわな。