特編C2日目

 今日も14人の生徒が参加した。昨日・今日と私立大の地方試験が行われているらしく、何人かの生徒はそちらに行って受験している。私のクラスにはそうした生徒がいるのかどうか分からないが、果たして明日は人数が増えているのだろうか。
 今日は古文の問題演習を行う。使うのはオープン模試と過去問である。今回は大阪大の過去問を使った。模試の過去問も大阪大のものも、どちらも意味をとるのはさほど難しくないと思われたので、45分間時間をとって2題とも解かせた。まあ、私の喉が相変わらずかすれていて、十分に解説をすることができないということも考慮に入れ、なるべく私が声を出す時間を短くしようとしているのだ。その分、解説プリントは気合いを入れて作っている。よって、時間がかかる。堂々巡りである。
 それでも終わった後、ある生徒が「さっぱり分からなかった〜」と言っていたのを小耳に挟んだ。うーむ、生徒にとってはこの程度の文章も難しく思うものか。まあ確かに、模試の方はすぐには理解できない文章ではある。私も数回読み返して人物関係を把握することができた。生徒にとっては、なおさらであろう。ならば、分かるまで読むべきである。