特編Cスタート

 今日から特編Cがスタートした。この特編Cは、要するに大学別演習である。国語は東大・京大・一橋大向け、東北大・筑波大向け、北海道大・新潟大向け、私立大向けの4クラスを開講している。なかなか潔いクラス分けでしょ? でも要は、小説の出題があるかないか、が一番大きな区分けの基準だ。
 私は東北大・筑波大向けのクラスを担当した。このクラスは唯一小説の出題に対応するクラスである。小説の出題は、実は私の苦手な分野である。しかし、これを得意な人はあまりいないだろうなぁ。生徒も小説問題は決して得意ではない。センター形式ならばともかく、記述式の小説問題は目をつけるところが多くて難しい。まあ、ぼちぼちやっていこう。
 生徒の人数は少なかった。14名くらいしかいない。私の最初の目論見では、このクラスが一番選択人数が多くなるのでは、と思っていた。そのために、例年では一緒にしている北海道大をあえて外したのだ。ところが、やはりセンターの結果が思わしくなかったからなのだろう、このクラスよりも北大・新大向けのクラスが一番人数が多い。東大・京大・一橋大向けのクラスも多い。これは理系からの選択者があるからだ。どうも、私の読みは最近は外し気味である。ちょっと自重しなければ。
 私のクラスは、今日は評論の問題を扱う。東北大学のオープン模試の過去問を使って演習をする。東北大クラスだと、すでに過去問を生徒が解いている可能性があるので、なるべく模試の過去問を使おうと考えている。評論・古文・小説・漢文の4分野に渡り、それぞれ3回ずつで計12回の予定である。