昨日はセンター結果説明会

 昨日はセンター試験の結果を受けて、その全体の動向と個人成績の返却を行った。生徒を学校に来させ、縷々説明する。
 その後は個人面談。これが最も重要な個人面談だ。生徒の国公立の出願先を決定する面談となる。3年前はこの面談に時間を十分にかけ、土曜日1日と日曜日の午前まで行っていた。しかし、今回は1回目は早く終わらせて、時間がかかる生徒は2回目を別に設けよう、ということになった。ずっと待たされる生徒は大変だものね。ということで、目標は午前中に全員の生徒と面談するということになった。
 しかし、やはりそれは無茶苦茶なもの。確かに早く終わる生徒はいるが、じっくりと話をしなければならない者もおり、それは十分に時間をかけるべきである。そのため、予定していた午前中ではとうてい終わらず、午後にも延長した。さらに2回目の面談を希望していた生徒とも引き続き話をし、結局終わったのは午後4時くらいかな。もうしまいには喉が痛くなってきた。
 それでも、生徒は事前に自分の情報をつかんでいたらしく、生徒の方からこのようにしますと行ってきた者が比較的多かった。最初から、いったいどうしましょう? と聞いてくるような者はあまりいなかった。これは少し拍子抜けしたとともに、ありがたかった。何しろ自分の進路である。担任と面談するくらいで左右されてたまるものか、と思う。我々ができるのは出願先決定の参考となる情報を提供することだけ。その先を決めるのは生徒自身である。そして、決めたならば、その結果についても責任を取るのは自分自身である。我々はその手助けができる程度。生徒にはたくましく自分の道を選んでいって欲しい。
 そう考えると、3年前はずいぶん彼らの人生に介入しすぎてしまったかなぁ。まあ、理系と文系という違いもあるだろうが。理系の場合、国公立が主体の出願先選びということになるので、特に医学部の場合は全国展開をして可能性を探らなければならない。でも、その点文系は、ある場合国公立よりも私立が主体ということさえ起こるから、出願先にあまり全国展開する意味がない。もう大体が地元か関東圏ということになる。
 何はともあれ、これでほぼ出願先は決まった。後は頑張ってもらうだけだ。