特編A17日目

 今日は9組の授業1コマのみ。「えっ、それじゃぁえらく暇だったでしょ?」と思う皆さん、教員の仕事現場はそんなものじゃありません。今日ほど忙しい日もそうそうなかった。
 授業の準備はほぼ昨日のうちに終えてある。しかし、問題解説のプリントを作るために授業前は忙殺される。それが終わった後、生徒の調査書作り。
 そして、明日配る学年だよりを作り始める。私は学年だより作成の担当である。そして、センター試験がいよいよ近づいてきたこの3日間、毎日学年だよりを作ることになったのだ。今日も配布をした。これは、学年団の先生一人一人が生徒へ激励メッセージを送るもの。これはある意味、作成が簡単である。大元の原稿を校内LANのフォルダに入れておき、生成型一人一人にアクセスしてもらって、自分のメッセージを書き込ませるのである。おかげで私はレイアウトだけを調整すればよい。ずいぶんたくさんの先生方がメッセージを寄せてくれた。ありがたい。転勤していった旧担任と旧副任にもメールでメッセージをもらう。これまたありがたい。生徒諸君、一人一人の先生方の熱いメッセージが載せられているのだよ。心して読んで欲しい。
 その後で9組の授業。小説と古文の組み合わせの回である。これで、生徒に購入させたセンター用の教材は全て終わった。生徒の得点を見ると、評論・小説は順調に来ているが、古文がまだまだだなぁ。まだまだなんて、もはや言っていられないのだけれどね。評論・小説の出来に比べ、古文はやはり弱い。まあ、これは一長一短で何とかなる性質のものではないから、少しでもあがくことが出来るようにアドバイスするだけである。
 その後、9組は明日も授業があるので、生徒に解かせる問題を別に用意する。これの原稿を作成し、さあ印刷するぞ、と思っていたが、放課後は会議が入ってしまった。この会議が思った以上に長引いた。予定外だった。
 会議が終わった後、必死で印刷をする。9組用の教材と明日配布する学年だよりである。全く、私は良く印刷室にこもっているよなぁ。