今年最後の日が過ぎていく…

 今年最後の日である。我が家は大掃除などというものもない。いや、しなきゃいけないんですけれどね。あまりに未整理のものがあり、大掃除なんていうレベルじゃ追いつかない状態なのだ。そこで、昨日に客を迎えるために家中に掃除機をかけたりしたので、まあそれで良いか、というわけだ。
 そこで今日は相変わらずな冬休みを過ごしている。つまり、息子たちの勉強を見る。といっても、小学6年生の長男は自分で勝手にやろうとして、結果的にできない。小学1年生の次男は学校からのプリントを母親に叱られながら始め、そして私が時々怒鳴りながら尻を叩く。彼は国語はなかなか良い線を行っているのだが、算数がからっきしだめである。そんな風にしていたら、年中の長女が私の隣に座って、しまじろうのお勉強系テキストを引っ張り出してきて、読んでくれという。最初を読み始めて、これはテキストだと知ると、彼女は私の隣でいろいろと問題を解き始めた。時々問題の意味が分からないことがあったが、それでもちゃんと解答にたどり着く。いやぁ、たいしたもんだと思った。門前の小僧ならぬ、門前の小娘であろうか。しかも、兄たちが10数分やるともう飽きてしまうのに、彼女はテキストの問題を解き始めた後は、次男がひとまずプリントを終えてDVDを観ると言い出すまでずっと解答を続けていた。うーむ、将来が楽しみかな?
 そのように子どもの勉強を見てやる前に、私は妻に怒鳴られている。私がiPhoneをいじっていて、その後で眠くなり横になってしまったからだ。私のそうした態度を発見した時の彼女の対応は非常に手厳しい。追及の手を一瞬たりともやめることなく、ひたすら私を言葉で締め上げていく。こちらは反撃する気力も失せてしまうので、渋々彼女の意図に従うことになるのだ。毎回のこの行事が、今年の最後にも繰り広げられるとは……。
 というわけで、大晦日は普段通りのあまり変わり映えのないままで過ごした。今年1年はまたいろいろなことがあった。3年生の担任となり、彼らを何とかここまで導いてきた。3年生の国語の成績が下がり気味なのがちょっと心配なのだが、もはやここまで来たら特別なことはすまい。ひたすら今まで通りの指導をくり返すのみ。生徒諸君はひたすら今まで通り問題演習をし、基礎・基本をチェックしていけばよい。
 私も自分自身の基礎・基本をチェックすべきだなぁ。私の信仰、私の研究、私の教育、それらの基礎・基本をもう一度しっかりと確認して、新たな1年に向けて踏み出していきたい。
 しかし、この冬休みでぜひともやらなければならない3つの大事業のうち、まだ1つしか終えていない。やれやれ。新年早々、頑張れ、俺!