面談継続中

 昨日も今日も生徒との面談を続けている。今日まで授業は午前までなので、午後からそれぞれ8人ずつを話をする。もうこの時期になると、生徒の受験プランが妥当なものか確認し、浪人の意志(覚悟?)の有無を確認したあと、強気の挑戦パターンで行くのか、私立大を絡めた安全志向パターンで行くのかを確認していく。そして、生徒の受験直前の気持ちの揺れを沈めるのに付き合う。みんな自信がないのです。この時期に自信がある者は、ちょっとヘンである。自分を信じていくしかないのだよ。CCSの木之本さくらも言っている。「ぜったいだいじょうぶだよ。」
 多くの生徒が国語の成績が伸び悩んでいることを相談される。国語はあるいは一番コストパフォーマンスの悪い教科かも知れない。かけたコストに見合うだけの見返りがなかなかすぐには表れない。一生懸命勉強しているのだけれど、すぐには成績が上がらないものだ。そんなものなんです。国語力を上げるためにはかなり長い継続的な努力が必要である。私も不断に努力を重ねているからこそ、現在の能力を維持できている。このためにかけた時間は相当なものだ。それを数ヶ月で何とかしようというのが生徒の大半である。やって無駄ではないが、そう簡単なものではない。それでも、やり続けなければ力が付かないのは厳然たる事実である。問題演習をし続けるのと、そうした自分を意識して見るメタ認知を養っていくしかないのだね。