「師説」の授業

 7組と8組での授業。7組はすでに訳は全部終わっているので、今日はその内容の確認を、教科書傍用テキストを使って行った。生徒にその問題を解かせ、指名して黒板に板書させて、それを解説しながらまとめていく、という形である。これで、どんなところに気をつけて解答を作成していくべきなのかを見せることができる。いわば、解答の添削を生徒の目の前でやるようなものである。生徒はほぼ内容を理解していた。もっとも、傍用テキストの問題は簡単なものだけれどね。OK。これで教科書はすべて終えた。来週、テスト前にもう1時間授業があるが、センター演習に入ろう。
 8組ではまだ口語訳が残っている。生徒に一人ほぼ一文ずつを割り当て、読ませて訳させていく。それを確認しながら補足説明をしたり、句法の説明や表現の説明をし、「師説」に示されている対照表現について確認をしていく。しかし、論旨のしっかりしている、素晴らしい文章だ。さすがは唐宋八大家の文章である。安心して扱うことができる。
 残念ながら最後までは終わりきらなかった。来週、もう少し説明をしてから、センター演習だ。