「利休の死」の授業

 1組と9組での授業。今日で試験前最後のクラスもあるので、「利休の死」を両クラスとも終わらせた。
 1組は残り時間に余裕があるので、最後の段落で、利休が「何ものかが平衡になりつつあった」の箇所の説明を、生徒を指名して黒板に解答を書かせ、それを使いながら説明をした。9組の方は時間的にぎりぎりだったので、第2段落の途中から最後まで一気に説明し、生徒に答えさせながらまとめていった。
 前時の1組では、利休が床に生けた一輪の朝顔の色を「透明」と答えた者がいた。これは抽象的なもののイメージだそうな。今日の9組では「紫」と答えた。これは、いろいろな感情が交じっているからだそうな。どちらも「へぇー」と思った。生徒の柔軟な考えが伺えて、面白かった。