「浮舟」の授業

 4組と2組での授業。4組では「浮舟」を少しずつ口語訳しており、今日は浮舟の詠んだ、母への遺言の和歌の箇所まで来た。残念ながらその和歌には踏み込んだ解釈をすることができなかったのだが、それまでは生徒と一緒に文法を確認したりしながら少しずつ訳し、理解を深めていった。
 2組では、前回の授業で「夢の浮橋」に少し入ってしまい、その後で「浮舟」に切り替えたので、申し訳ないことになってしまった。「浮舟」の音読練習から始め、口語訳を少しずつ進める。相変わらず冒頭部分はあまり分かりやすいとは言えないので、十分に背景説明をしながら訳を進めていく。どちらも、まずまず順調である。