枕草子の授業

 7組での授業。今日はβ日程の中、3・4・5限の授業である。なかなか疲れる。
 「宮に初めて参りたるころ」を丁寧に口語訳していく。理系の生徒の場合、古典の文法と古語の意味をきちんと理解させ、見分けのポイントをしっかり教えて少しずつやっていけば、ちゃんと正確に口語訳できるようになる、と考えている。いわば数学の公式のように古典の解釈法を示してやるのである。
 まだ7組はそのやり方に慣れていない。そこで、私が指名しても全く答えられない生徒がいたりする。一つ一つ丁寧に教えてやる。何しろ意味がつかめないと古典の文章を味わうこともできないからね。