「無名抄」&「枕草子」の授業

 8組での授業。「無名抄」の、俊恵自身の自賛歌の部分が残っていたので、そこを訳させ、解説する。
 やはり、この時期に「無名抄」を持ってくるのは無理があったかなぁ。文法的には大変に難しい。ただ、新古今の定家の三夕の歌を扱った後なので、内容面では受け入れやすかっただろうと思うけれど。
 後半は「枕草子」の「宮に初めて参りたるころ」に入る。音読練習の後、敬語・助動詞の確認をさせる。さて、次は清少納言と中宮定子のしっとりとした主従関係を味わっていこう。