「夕顔」の授業

 遅れている2組での授業。今日は「夕顔」のハイライト、源氏が紙燭を自分自身で預かりの子から受け取ってあたりを照らすと、夕顔の枕元に生霊が見えて、ふっと消える、という場面である。4組ではこの場面が一番恐ろしかった、という感想を多く受けている。2組でも生徒に状況を確認しながら、この場面のおどろおどろしさを話す。すごいよね、『源氏物語』は。
 その後順調に訳を進めていき、もう数行というところで時間切れとなった。次の時間は来週になるが、生徒に感想を書いてもらう。さて、彼らはどんな思いを抱いたかな?