「舞姫」の授業

 昨日の授業となる。9組と1組での授業。9組は豊太郎がエリスと「離れ難き仲」になっていく過程を追う。1組はその後の、豊太郎とエリスとの愛の生活と、彼の「我が学問は荒みぬ。」の言葉の意味を考える。9組の方がだいぶ1組に追いついてきた。というか、次の試験までの残り時数を考えると、これくらいのペースで進まないといけない。1組はもう少し早いほうが良いな。
 1組では上記の箇所について、最初にプリントの問題を10分間ほど個人で解かせた。その後、3分ほどで互いに解答を確認させた。次に7人に指名して、解答を黒板に書かせ、それを私が添削しながら解説する、という手法を取った。前回うまくいったので、今回も試してみた。しかし、今回は何となくあまり活発な議論はできなかった。問題の内容によるのかな、あまり別の解釈が出てこない問題だった。これなら単純に生徒に指名しつつ解答を確認すれば良かったかもしれない。
 一つのやり方がいつも通用するわけではない。問いと解決の手法はいつも考えながら、検証しながら、組み合わせていかないといけないね。