「夕顔」の授業

 今日は昨日とうってかわって3コマの授業がある。しかも避難訓練がある。忙しい1日だった。
 2組での授業。ようやく夕顔が取り殺される場面へと入ってきた。今回の箇所のテーマは「アヤカシの力」とした。源氏と夕顔の部屋の灯が消えていたり、渡殿の灯も消えていたり、月が出ておらずにあたりは真っ暗闇であるのだ。そうした魔物の力を感得してもらいたいと思い、このタイトルを付けた。
 古典講読ではできるだけこのように「今日のタイトル」を最初に付けて、そして口語訳を進めている。何しろ口語訳のスピードが速いからね、その中で、今は何を理解しようとしているのかを最初に掲げておくのは必要だと思うのだ。
 2組は遅れていたのだが、これでだいぶ4組と肩を並べてきた。