『クアトロ・ラガッツィ』

 若桑みどり氏の最晩年の労作である。若桑氏の逝去の知らせを聞いて以来、いつかは読みたいと思っていたこの本が文庫本になっていることを知り、購入しておいた。今、少しずつ読んでいる。そして、毎回圧倒されている。
 戦国時代にキリスト教を日本に伝えた人々の活躍と困難が少しずつ明らかにされている。読むのがとても楽しい。しばらく、じっくり楽しみたい。